Microsoft Excel 「VBA」のIf文ってどう使う?

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プログラムは条件で分岐する

プログラムは、条件に応じて処理を変えていきます。Aの場合は、この処理を行う、Bの場合は、この処理をするというふうに条件で分岐をしていきます。

考え方は、日常生活と同じです。スーパーに買い物に行き、「卵が安かったら買う、高い時は別のもので代用」など、プログラムとなると、難しく考えがちですが、そんな時は日常生活に当てはめて考えてみてください!

それでは、If文を一緒に身につけていきましょう!

If文ってなに?

VBAのIF文は、条件が満たされた場合に一連のコードを実行するための制御フローの構築に使用されます。

例えば、あなたがA1セルの値が10より大きい場合にB1セルに「Yes」と入力したいとします。次のように書けます。

Ifの例文

Sub CheckValue()

  If Range("A1").Value > 10 Then

  Range("B1").Value = "Yes"

End If End Sub

上記のコードでは、IF文を使用して、A1セルの値が10より大きい場合にB1セルに「Yes」という値を設定しています。

If文の構文

IF文の構文は以下のようになります。

構文

If 条件 Then

  実行するコード

End If

条件の使い方

条件は比較演算子(<、>、<=、>=、=、<>など)や論理演算子(And、Or、Notなど)を使用して設定できます。また、複数の条件を指定する場合には、ElseIfステートメントを使用することもできます。

条件の例文

Sub CheckValues()

  If Range(“A1”).Value > 10 Then

   Range(“B1”).Value = “Yes”

  ElseIf Range(“A1”).Value > 5 Then

   Range(“B1”).Value = “Maybe”

  Else Range(“B1”).Value = “No”

  End If

End Sub

上記のコードでは、A1セルの値が10より大きい場合には「Yes」、5より大きく10以下の場合には「Maybe」、それ以外の場合には「No」という値をB1セルに設定しています。

VBAのIF文は、条件によって実行するコードを制御する際に非常に便利です。上記の例を参考にして、自分自身でIF文を使用してコードを作成してみてください。

If文のネスト

IF文には、ネスト(入れ子)されたIF文を使用することもできます。つまり、IF文の中に別のIF文を入れることができます。以下は、ネストされたIF文の例です。

Ifのネスト

Sub CheckValuesNested()
  If Range(“A1”).Value > 10 Then
   If Range(“B1”).Value = “Yes” Then
Range(“C1”).Value = “OK”
   Else
    Range(“C1”).Value = “NO”
   End If
  ElseIf Range(“A1”).Value > 5 Then
    Range(“C1”).Value = “YES”
  Else
   Range(“C1”).Value = “NO”
  End If
End Sub

上記のコードでは、「A1セルの値が10より小さい」場合に、次にIf文に進み、「B1セルに”YES”」と入っていたら「C1セルに”OK”」と入力します。

IF文を使用すると、特定の条件に基づいてコードの実行を制御できるため、コードの柔軟性を高めることができます。さらに、IF文をうまく活用することで、煩雑な処理をシンプルにまとめることができる場合もあります。

実践しないと残業時間が増えるかも

おさらいとして、最後にIf文の使い方をまとめます。
条件の考え方は、英語や算数を思い出すと簡単ですよ。論理的思考力(複雑なものを整理し、シンプルにしていく思考方法)が身につき、他人に対しての説明能力が向上します。一石二鳥で自分のスキルがアップします。

Ifの例文

Sub CheckValue()

  If Range("A1").Value > 10 Then

  Range("B1").Value = "Yes"

End If End Sub

VBAのIF文を理解することで、プログラムの流れを制御し、必要な処理を行うことができます。是非、実際にコードを書いて試してみてください。

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